結構メーカーにこだわる方で、思い入れのないとこの製品は余程のことがないと買う気にならない。
featherの後釜を探すのにも、Leader、Bianchi、MASI、SURYと、名だたるブランドが候補に挙がったにも関わらず、落選した理由で結構多かったのが「メーカーに思い入れがないから」だった。
…のはずだったのに、それまで聞いたこともなかったBombtrackの自転車を選んだ。(店長さんは「その筋じゃ有名なんです」って言ってたけど)
当初featherのカスタマイズはクラシカルなイメージで進んでいたのに対し、そんな要素のないNeedleである。
これはもう実物と出会った時のフィーリングがガチンコだった。見た目8割。一目見た時に「あ。これだ」って思っちゃった。ザ・一目惚れ。
デフォルトのコグが「固定のみ」ってとこもイイ。
シングルギアをフリーで乗るなんてもったいない。それってロードバイクの変速機能を取っちゃっただけじゃない? 固定の独特のこぎ心地がオモロいからシングルなんで、シングルにフリーはいらん。と思ってる自分にはこの潔さが印象良かった。
方々で評判が良く、興味があったSRAMのOMNIUMが標準装備されてたのもポイント高い。
SRAMのオムニウム 走りの気持ちよさに一役買ってる |
そして購入を左右した結構大きな点が
「ブランド名がステッカーになっていて、剥がせる」
てことだった。自己主張の強いブランド名はそれだけでちょいと敬遠してしまう。もしデカデカと「BOMBTRACK」って書いてあったら、この自転車を選ばなかったかもしれない。ステッカーは購入後、全て剥がしてしまった。
ステッカーを剥がしてブランド表記なしに |
なんか良さそう(よく知らんけど)なレイノルズ社のフレーム。
そしてドイツのメーカーだ。ドイツの製品は、きっと無骨で質実剛健に違いない。(根拠なし)
唯一の飾り気。玉虫色なハブ。 |
新しく相棒になったNeedleさんの走りは気持ちいい。
なんせ基本価格がfeatherよりずいぶん高い。過剰な期待はしないようにしていたものの、相応の変化がなかったら凹むところだった。
漕ぎ出しから心地よく進み、ぐいぐい走る。我が家の前にゃ長さ200mくらいの相当な坂道があるんだが、以前は、足を付きそうになるのを元メッセンジャーのプライド(?)で堪えていたのに対し、結構勢いで登れてしまった。ステキ。実はコグがfeather時代の16Tから17Tになっているので、実際ある程度軽くなっているんではあるが、それ以上の変化を体感できている。…たぶん。
ハンドルも、これまでいわゆるピスト用の曲がりの深いハンドルだったのが、水平部分が長く、ドロップの浅いハンドルになったことで、猛烈に握りやすくなった。こうなると、ちょっと毛嫌いしていたハズなのに、こういうドロップの方がカッコいいな。って気がしてくる。(勝手(笑))
ロードバイク的なハンドル 普段の姿勢で握りやすくなった |
これを機に、自転車周りの環境・グッズがいくつか変わることになる。そりゃまた追々。
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