帰省に一眼レフを連れていった。親戚一同に遊ばれる我が子をバシャバシャ写真に撮った。
…で、困ったことに、ピンボケ写真が結構撮れてしまっている。
EOSkissの頃は常時シングルAFで撮っていた。
ド真ん中でピントを合わす。→構図を決める。
構図を決めるまでの間に被写体が移動したら当然ピントが外れる。
それを気にしてAFポイントに合わせっぱなしにすると日の丸構図になる。
で、今のカメラにゃ被写体を自動追尾する機能が付いてるらしいぞ。ひょっとしてkissX4にも似たような機能が付いてたのかな。何も知らずに撮ってたからな。まぁいいや。なんか凄そうだ。これ使おう。というわけで、D800購入以降、エリアモードは概ね3Dトラッキングを使っていた。
ところがどうもフォーカスポイントが安定せずに、ふらふら迷っているような挙動をしていることが多い。AF-onを押してる間、ほぼ常時ジジジジいいながらピントを合わせようと頑張ってくれている。撮ってるこっちは落ち着かない。
「なんか凄そうだから」とかいう理由で使わずに、AFエリアモードの設定をよく見てみることにした。
ダイナミックAFの説明を見ると「フォーカスポイントから被写体が一時的に外れても」ピント合わせてやるぜ。と書いてある。
ん? じゃあこっちが受けるメリットはダイナミックAFも3Dトラッキングも同じじゃないか。ピントを合わせるのは被写体がAFエリアの中にいる時だけ、って条件も同じっぽい。どう違うんだ?
わかんね。
わかんねーからちょっとやってみよう。
と息子のオモチャを引っ張り出し、向こうから走らせてみることにした。ボンネットの①にピントを合わせ、ヨーイドン。
ダイナミックAFで追いかけた時 |
3Dトラッキングで追いかけた時 |
ダイナミックAFは、早い段階から始めのポイントを外れて、しかも途中でテンパったらしく撮るのをやめてしまった。設定をフォーカス優先にしてるからかな。
3Dトラッキングの方が頑張って付いて行ったなぁ。こういう色がハッキリしたものだから追いやすかったんだろうけど、結果が結果だけに「なかなかやるじゃないの」て印象になった。試す前は「ピントが合わないのはトラッキングのせいじゃないのか」とか疑ってたのに。
…というわけで、ピントがズレてんのは俺の技量が足らないせいってことで落ち着いた。
動く被写体の撮影ってみんなどうやっ撮ってんだろうなぁ。皆が3Dトラッキング使ってるわけじゃなさそうなんだよな。ダイナミックAFがそれこそ一時的なフォローのため機能だとすると、ファインダーを覗きつつ、マルチセレクターで被写体追いかけながら撮ってんのかな。つーか、フォーカスポイントをせこせこ動かしながら撮るんじゃなくて、始めに決めた構図に収めながら撮る。ってのが基本なのかな。
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