GRのケース

コンデジの選択としてGRを選ぶことよりも、どんなケースにするかってことの方が猛烈に頭を悩ませた。

その場ですぐ出して撮れる。
ってとこがコンデジのいいとこだと思うので、カバンの奥にしまっておくことは避けたかった。
たまに鞄を替えた日なんか、カメラの入替えを忘れて凹んでる自分の姿も想像できる。

GRはどちらかというと大きめなコンデジなので、そこでまず選択肢が狭められる。

ワガママだが、露骨に「カメラ入ってます」的な雰囲気のポーチもあまり好きではない。

スーツ姿に首掛けや肩掛けでぶら下げるのは何だか違和感がある。
なので、ベルトにカラビナで引っ掛けよう。

とすると純正ケースでもいい。けども
純正ケースは割とあっさりパカっとひらき、落ちちゃいそうだ。
露出部分が多いのも何か不安だ。
蓋も開けやすそうだし、満員電車でもまれてるうちに消えて無くなっちゃうんじゃなかろうか。…いや結構マジで。

というわけで、開け閉めに磁石は止めておこう。
ボタン式は締める時にGRにプレッシャーをかけそうだ。
マジックテープはどっかの財布の話じゃないが、ベリベリって音が気になってしまう。
ファスナーにしよう。出し入れで多少の傷や塗装の剥がれがあるかもしれないが、使用に伴う経年変化はそんなに嫌いじゃない。

…しかし丁度いいのが無ぇ…

と悩んだ俺の前に突如現れたPorterのフリースタイルポーチ。
GRのサイズドンピシャ。作りも見た目も好き。ネックは値段だけ。
しかし、ケース選びだけで3時間くらいあーでもないこーでもない悩んでいた俺は、既に気に入ったこの商品を値段を理由に諦め、また他のを探そうなどという気力も起こらなかった。

とりあえず気に入っている。